金環日食の天文ショー

日本の広い範囲で5月21日の朝に金環日食となりました。

金環日食とは、太陽の中心部が月に隠され、細いリングのようになる現象です。

日本の金環日食は１９８７年の沖縄以来25年ぶりです。

リングの形状は約５分継続しました。

各地で観察した人たちから歓声と拍手が上がったニュースがTVでみられました。

太陽は午前６時すぎから徐々に欠け始め、まず九州南部が午前７時20分ごろから金環日食に入りました。

東京都でも薄曇りの空に細いリングがくっきり見れて、日食グラスをかざして空を見上げる人たちの姿がありました。

金環日食は、中国南部で始まり香港、台湾、日本を経て北米に至る細い帯状の地域で起きたそうです。

日本各地では通学時間帯に重なることから、多くの学校で登校時間を変更するなどの対策を取ったところもありました。

日本の次の金環日食は２０３０年北海道で見られます。

2016年には全国で部分日食がみれるそうです。

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